こんにちは。
東京・北陸金沢でリトリーブサイコセラピーという
心理療法で心に安心感を育てるセラピーをしています
垣内満寿美です。
先日のお休みの日に、チームラボ豊洲に遊びに行ってきました。
お台場と豊洲と2か所あるそうなのですが、豊洲の施設は
ナント!裸足で施設内を回るという・・・・ (゜゜)
ただ、見ることだけを楽しむのではなく、足に触れる感覚
水の水温、手に触れる感覚、目で見る視覚・・・・・
五感をフル稼働させて楽しんできました。
インスタ映えする!という事で写真もたくさん撮って
きましたよ~!!!
次は、お台場の方にも行ってみたいなーと思います。
大人もお子様も楽しめる施設だと思うで、ぜひぜひ
遊びに行ってみてくださいね!
自分は何も選べない
先日の2月3日 東京カズ姐さん1DAYセミナーにお越しいただきました皆様
ありがとうございました。
去年の名古屋をスタートに、福岡・仙台・大阪・東京と続けて大好評です (^-^)
この1DAYセミナーでは「ダブルバインドについて」お話しています。
さて、このダブルバインドについては前のブログでも書いたのですが
悩みや問題を解決できない多くの原因は、このダブルバインドが引っかかっています。
このダブルバインドが引っかかっていると、
人生の選択肢がとても狭い狭いものでしかなく
こうしないといけない!という
強い思い込みが強化されていきます。
この思い込みがたくさんあればあるほど、
人生の道は細くて狭くて窮屈。
うぅぅぅぅ・・・大変だ。難しい。
辛い。 く・・苦しいよー
それと同じくらい、 「できない」「選べない」 という思い込みも
人生の選択肢を狭めていきます。
例えば、小さい頃
お母さんと買い物に行った時、好きな服を選んでいいよ~と言われて、
選んで持っていくとそんな変なのダメよ!とダメだしされ、
結局お母さんの選んだものを買う。
自分で選んでいいよ!って言われたのに
選んだものを否定される。
結局、自由なんてない。
もしかしたら、なんでダメなの?と思うかもしれません。
いや・・・間違いなく思う!!!!
でも、言い返せない。
お母さんおかしい!って言えない。
その言いたい事をどうするか?
唾と一緒に飲み込む。ゴクン・ゴクンって
そうすれば、否定されない。
嫌な思いもしない。
そう思うかもしれませんね。
でも・・・・自分には選ぶこともできない。
選ばせてもらえない・・・・
お母さんに従うしかない。
従っておけば否定されることもない。
従っておけばとりあえず平穏でいられる。
誰かに従うことは1番安全なこと。
自分が選ぶこにNG を
出すことが癖になっていませんか?
そうなると最終的には、自分のことは何も決められない。
決めたらいけない・・
とりあえず、言われた事だけやっている事が安心だから、
そう思って、自分の意志を捨てて敷かれたレールをひたすら歩む。
でも、そこには夢も希望もない。
ただ、そうしないといけない。
これしか選択肢がないから・・・・
これしかない!この道しかない!というように
人生にも選択肢がなくなっていきます。
鎖に繋がれた像
自分の行動や発言を否定され続けていくと
自分の意志を出すことは怒られ
自分の行動は怒られる。
そう身体と心・頭に刷り込まれていくと
自発的に行動する事が本人にとって怖い事や嫌な事になっていきます。
イヤな思いをわざわざしたいと思いますか?
いや・・思いませんよね。
自ら選択できる環境であっても、
自由が目の前に広がっていても
この嫌な感覚が身体にこびりついているので、
選ぶことをしません。
そう、自分から選ぶことをしなくなってしまいます。
このお話のゾウさんもそうなのです。
---------------------------------------------------------鎖に繋がれた像 引用
ホルへはサーカスが大好きな男の子。
毎年、お祭りの時期になるとサーカスがくるのを心待ちにしていた。
ホルへがサーカスの中で一番大好きなのは「象の演技」だ。
象は表情が豊かで、あの長い鼻でなんでもしてみせる。
とうとう今年もサーカスがやってきた。
ホルへはわくわくしながらサーカスのテントを見に行った。
ホルへはテントの裏に、大きな象が小さな杭に繋がれているのを発見した。
しかしその時、ホルへはその姿にある疑問を抱いたのだ。
「あれほどの大きな体なら、前に進めば繋がれている杭はすぐに抜ける。
いくらでも自由になれるはずなのに、なぜあの象は逃げないのだろうか。」
そして、賢者がこう答えてくれました。
「サーカスの大きな象が逃げないのは、
生まれたばかりの小さな象のときから杭につながれているからだよ」
そう聞いたホルへは、
生まれたばかりのか弱い象が杭につながれているところを想像してみた。
生まれたばかりの小さな象は、
自分の身体から生えている四本の脚が何のためにあるのかを知ろうと、走り出してみるだろう。
ところが、杭につながれた鎖が邪魔をして、自由に動きまわることができない。
テントのもっと外の世界を見てみようと歩き出してみるが、
やはり鎖がやっかいだろう。
小さな象は押したり、引いたり、懸命になって鎖から逃れようしたに違いない。
しかし、どんなにがんばっても、その鎖から逃げることは出来なかった。
小さな象にとって、その杭はあまりにも大きすぎるのだろう。
小さな象はやがて疲れはてては眠りにつき、次の日もまた同じことを繰り返す。
次の日も、そのまた次の日も・・・・。
そして、ついにある日。
小さな象は逃げることをやめてしまった。
自分の脚についた鎖と杭は、こういうものだと理解したのだろう。
そう。これこそが、象が逃げない理由だった。
ホルへの大好きなサーカスの象はサーカスで
大活躍している。
大きな身体は迫力があって大人気だ。
しかし、どれだけ大きくなったとしても杭が小さくても、『自分にはできない』と思い込んでいるため象はいつまでも逃げれない のであった。
------------------------------------------------------------------------引用終わり
考えることができなくなる。
思い込みが強ければ、強いほどそれ以外の選択肢は
目に入りません。
そうなると、考えることもできなくなる。
こうかな~ あぁかな~と いろいろな視点から物事を見ることも
自分の頭の中で発想として浮かんでこないので、
「これ以外思いつかない」と・・・・視野が狭くなっていきます。
出たくても、出口が見えないし、出口が見えたとしても
それを選択できない自分がいる。
苦しみだけが続いていきます。
他の選択肢があっても選べない怖さ。
だからといって、出口のない苦しみだけは続く。
これが、ダブルバインドなんです。
人生は前へ前へと進んでいくはずなのに・・・・
人生を止めてしまう事になるんですね。
自分で考えられなくなることは、自分の進む道も
考えることができなくなっていく事に繋がります。
ますは心を癒してから、行動していく
本当は、人生の選択なんて個人の自由であり
どう生きるかは?自分で決められるはずなのに・・・・
「こうしなければいけない!」という思い込みが
選択肢を狭めてしまう。
それが結果的に、自分で自分を諦めてしまうことになっていきます。
今、親が代理でお見合いをして子供の結婚相手を探す。
そこに、子供の意志はあるのか?は分かりませんが、
自分の人生の分岐点や大事な決断も誰かに決めてもらう。
自分で決めることを放棄して、親に従う。
自分の意志を諦めています。
親がいる間は良いかもしれません。
もし、親がいなくなったら?
本当に、何も選べなくなり人生が本当に止まってしまうかもしれません。
誰かが決めてくれる限りは、なんとなくは前に進むかもしれない。
でも、自分の心は止まったまま。
人生も諦めてしまうかもしれません。
自分で選ぶことに許可が下りていないのは
自分で選んだ時に起こってしまった怖い体験が、自分の心を止めています。
さっきも書いたように幼少期の体験の積み重ねが
自分を選ぶことは怖いことが起こるからとNGを出してしまっているからです。
この止まってしまっている人生から突破する為には!
まずは
どうなりたいか?
自分がどうしたいか?
自分の心に聞いていくこと。
それを行動に移すのが、怖いからとどまっていることに
自分が気づくことです。
自分が何にNGを出しているのか?
選ぶことをすると、どんなことが起こりそうだと
自分の中で想像しているのか?
そこに、自分が選べない理由が見えてきます。
急に行動を変える前に、
自分の中にある怖さや不安を
癒していく事が第一歩ですよ(^-^)
目から鱗!
自分が自由を選べない理由は・・