こんにちは。
東京・北陸金沢でリトリーブサイコセラピーという
心理療法で心に安心感を育てるセラピーをしています
垣内満寿美です。
今日は、東京すごい雨です・・・・ (;_;)
前日に屋久島がとんでもない大雨で、縄文杉への
登山客が下山できない状態になっていましたね。
最近の雨はあなどれません。
集中豪雨になると、山が崩れて家が流されたり
ここ最近は雨での災害が増えているので、
気をつけましょうね。(@_@)
お母さんと同じじゃないといけない
今日のテーマは
「みんなと同じでいても、自分はみつからない」
あなたにはこんな感覚経験ありませんか?
・みんなが持っているものを持たないといけない
・みんなと同じような服を着ないといけない
・子供を他の子と同じようにさせないといけない
・他の子よりも目立ってはいけない
・人並じゃないといけない
・自分だけ違うのがダメな気がする
みんなと同じじゃないといけない。
周りに合わせていないといけない感覚。
その心の奥には
そうしないと居場所がなくなったり
仲間外れにされてしまう
友達が誰もいなくなってしまう
人から受け入れてもらえない
そんな怖さが心の中にあるかもしれません。
本来、人は好き嫌いも好みも全部違って当たり前です!
たまたま趣味が合う子や好みが合う子がいたら
楽しい気持ちになると思うけど (*'ω'*)
うん。全部一緒というのは頭で考えれば
わかるんだけど・・・
なんだかいけない気がするという悩み持っていませんか?
同じであることを求められた
今日はSさんのお話をしますね。
Sさんのお家は、代々伝わるお医者さん家系です。
お父さんもお母さんも、おじいちゃんもお医者さん。
そんなSさんは、将来家を継ぐ跡取りとして
小さな頃から期待されて育ちました。
なんとなく、自分でもお医者さんになるんだろうな・・と
小さい頃から感じてはいたので、一所懸命に勉強しました。
ですが、勉強しているとわからないことも出てきます。
「おかあさん、コレ教えてほしい!」と
お母さんに聞きに行くと
「なんでわからないの!私があなたの年のころはちゃんとわかっていたのよ!」と
急に鬼の形相で怒り出す。
何か聞こうとすると「どうしてできないの!」と怒鳴られる。
Sさんは、こんな事も分からないのは自分だけなんだ
お母さんやみんなは分かっているんだ。と
できない自分を責め続けていつもごめんなさい。と
怒るお母さんの前で謝り続けていました。
そうしないと、お母さんの怒りが止まらないからです。
私以外のみんなは分かるんだ
私だけがわからないんだ。
私は、わかっていないから・・・・・・
そんな私はダメなんだ。
お母さんみたいにならないといけない。
みんなみたいにならないといけない。
そう思い、どんどん一生懸命勉強をして
学年では1番の成績を取ることができたのです。
その時は、お母さんが喜んでくれると思い
ウキウキして走って自宅に帰ります。
「お母さん~クラスで1番だったよ!6年生の中で1番だったよ!」
笑顔でお母さんに近づくと・・・・
「いい気になるんじゃないわよ!」
また怒鳴られてしまいました。
この状態をダブルバインドというんですね。
ダブルバインドとは? →どっちを選んでも苦しい状態のことを指します。
Sさんはできなくても自分はダメなんですが
できるもの怖いんです。
だから、平均的にみんなと同じようにすることを
ずっと目標にしてきました。
いつも心につきまとう言葉は・・・
みんなみたいになれないと、
ずっと自己否定して悩んでいました。
自分を否定することは自分を抑えること
自己否定とは? → 自分自身を否定すること。あるいは、
それまでの自己であることをやめること。
自分が自分であることを放棄している状態です。
自分という人間を抑えて、自我が出てこないように我慢しています。
「自分らしさ」というものがよくわからない。
そもそも、自己否定をしている人は、自分がわからない人が多いのです。
本当はこうしたい
本当はこれが嫌
本当はこれが好き
そんな感覚(自分の気持ち)を抑えて周りに合わせようと必死。
でも、自分はこれでいいとは、一向に思えないのです。
それは、誰かと同じようにできていればいい。
誰かのようになれればいい。
そうしたら自分が居てもいい、居場所がある。
そしたら怒られなくてもいい。
そんな感覚は得られるかもしれません。
でも、自分というものはずっと見つかりません。
誰かの様にを求めている限り、自分はずっと迷子なのです。
自分を見つける方法
自己否定をやめることは1つ大切なことですが
自己否定をやめるには、わたしはわたしでいい!という風に
自分を肯定する事でもあります。
自己肯定とは? → 「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」
自分のことを大切にする力です。どんな自分もです。
みんなと違う自分でいい
自分の好きなものはすきでいい
自分の嫌いなものはきらいでいい
こんな風に自己肯定感があがると、人と同じ必要であることはないし
自分が迷子でもありません。
自分が自分をどこかに置いてきてしまい、Sさんのように
お母さんみたいにならないといけない とがんばってきた人は
自分を取り戻すことは、
お母さんと違う人になること
みんなと違う人になること と
過去に感じた怖さが襲いかかってくるかもしれません。
その怖さが心の中でいっぱいである限り
自分を大切にすることにも意識が向きません。
怖さって、心の中をいっぱい にしてしまうんです。
その怖さ1つ1つ解放していきましょうね (^-^)
それが、自分を見つけ出す1歩です。
みんな違っていいよね! (^-^)
自分を肯定することは、相手を肯定することにも繋がります。
相手は相手
自分は自分
相手のことも尊重できるようになります
みんな違っていい!みんな個性があっていい!
そんな一人一人が手をつないでいける世界がちゃんとありますよ!
【お知らせ】
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6月2日(日)東京公認1DAYセミナー&オープンセッション
「周りに振り回されてばかりで、自分の人生は二の次」
「なんで私だけ、こんなに我慢しているんだろう?」
「かわいそうな人やダメな人を放っておけない」
「自分を犠牲にしてまで、人のお世話をしてしまう」
「否定されるのが怖くて言いたいことが言えない」
こんな風に思うことはありませんか?
日常からいつも我慢ばかりしている気がする。
誰かのために良かれと頑張っているのに、報われない。
もう幸せになりたい!と言う方
ぜひ、ご参加くださいね。 (*'ω'*)
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