こんにちは。
東京・北陸金沢でリトリーブサイコセラピーという
心理療法で心に安心感を育てるセラピーをしています
垣内満寿美です。

 

 

最近、自己重要感や自己肯定感という言葉を
聞くようになりましたね。

 

心理の世界ではよく使われている言葉です。

8月にも自己肯定感がTwitterでトレンド入りしました。

その時、私のつぶやきも掲載されたんです (*'ω'*)

その記事がコチラ → マイナビニュース

 

この自己肯定感とは、

 

・俺は凄い!
・俺はできる!
・俺は素晴らしい!

 

 

と・・・・自信満々に振舞える。とか
自分に自信を持つこと。
こう思えることではありません。

 

むしろ逆なんです。

今日はそんなお話をしたいと思います。

 

すごい自分になりたい

 

アナタにはこんな思い持っていませんか?

 

・人より優れている自分になりたい
・人に賞賛されたい
・人に認められたい
・できる自分になりたい
・誰にも文句を言われない自分になりたい
・人に受け入れてもらいたい
・人を見返したい
・いつも人と比べてしまう
・頑張るのをやめられない
・止まったらダメな気がする
・仕事で成果を出さないと見捨てられる気がする

 

さて、冒頭でお話した通り・・・・
自己重要感って、すごい自分になることではないのです。

 

 

むしろ・・・すごいとか、すごくないとか。
そんな条件付きでの自分ではなく。

 

一人の人間として、条件がなくても自分のことを
受けいれられるという感覚です。

 

ですが、自分は〇〇じゃないといけない!と
自分に条件を付けている人は
その一定の基準に達していない自分を
「人としてダメ」「人としてクズ」「生きる価値なし」
自分のことを否定していませんか?

 

生きる為に、条件を付けているんです。
それも、とーっても高い条件を・・・・

 

これ、実は地獄の苦しみの始まりなんです。

 

自分で自分に鞭を打つ

 

自分にとって理想の自分になれるように努力して
達成できている時はいいかもしれません。

 

ですが、こういう人は1度の失敗を許せません。

 

ダメだ!こんなんじゃダメだ!
自分にますます負荷をかけていきます。

 

モチロン、失敗を挽回することって
成長することでもあるので大切なことでもありますが
この時、自分に対して先程の言葉をささやくのです。

 

・このクズやろう
・できないなんて死んだほうがマシ
・自分を殴って喝を入れる
・自分なんて死ねばいいのに!

 

本当はできない自分に対して恐怖を感じるのです。
それは・・・・

 

「できない自分=生きている価値がない」

 

だからこそ、

ちゃんと・しっかり・正しくする・迷惑をかけないようにと
人一倍、人に気を使いながら頑張っているんですよね。

 

でもね、クリアすればするほどハードルが上がるんです。
白山連邦の次は、アルプス・富士山・・・エベレストと
自分に対しての目標がどんどん高くなる。

 

 

 

それと比例するように、年齢も上がりどんどん体力も気力も落ちる。

 

この先、どうなると思いますか?
想像してみてくださいね。

 

 

 

そして、そんな人はこんな幼少期ではありませんでしたか?

 

・何をしても褒められたことがない
・親の期待に応え続けてきた
・兄弟でいつも比べられてきた
・親が支配的だった
・親にいつもバカにされていたない
・親の言う通りにしていたら認めてくれた
・成績が良い時だけ見てもらえた

 

いつも人と比較され、できた時だけ承認してくれた。

 

子供は本来、親に受け入れてもらいたい。
この思いがあるのです。

 

それは、条件付きではなく無条件にです。
でも、それが叶わないと知った時。
受けいれてもらえる方法を必死で探すんですよね。

 

 

そのままの自分は受け入れてもらえない。
この体験が「できない自分は生きている価値がない」
自分を否定しながら、そうならないようにしようと
一生懸命に生きることになってしまいます。

 

 

人に受け入れてもらえるように頑張っているのですが
本当は、自分もそのまま、何もない自分を受けいれられないのです。

 

人と関わることは戦うこと

 

人と比べてダメな自分ではいけない!と
思えば思うほど・・・・

 

自分のまわりにいる人は
全て敵になってしまいます。

 

あいつに勝たなければ
あいつより成績が良くなければ
あいつより・・・・
アイツより・・・・

 

 

もしくは、自分よりできない人を見つけては
どこかで安心します。

 

そして俺はすごいだろう!
自分の能力のすごさをアピールして
承認してもらいたい!という気持ちになるのです。

 

 

自分との戦いならいいと思うんですよ。w
これを乗り越えるぞ~!とか
やると決めたことはやるぞ~!とかね。

 

でも、自己重要感を高めようとする人は
いつも人と戦って、人よりできている自分を感じることで
自己重要感を高めようとしてしまうのです。

 

 

ということは・・・・・
人との関係は、戦いであり上下であり
一人下剋上なわけです。

 

自分の地位や存在を脅かす人に敵対し
負けないように頑張り続ける。

 

でも、そんなことにも目もくれずマイペースにしている人を
みると腹が立つ。

 

こんなに頑張っているのに、認めてくれない上司に腹が立ち
こんな俺を認めない会社が悪いと怒りをぶちまける。

 

 

これ、一生続けることできますか?
70・80歳になっても人と戦い続けらますか?

 

ありのままの自分を受けいれる

 

自己重要感の落とし穴に気づかなければ
死ぬまで誰かと戦い自分の価値を世に認めさせようとする
生き方になってしまいます。

 

でも、本来自己重要感を高めるということは

 

・情けない自分
・失敗した自分
・弱い自分
・なにもできない自分

 

そういうネガティブと言われる自分を
自分がマルをつけることができる。ことなのです。

 

 

失敗しても、次頑張ろう!と切り替えられる人って
心が強いんだと思うんです。
それと同時に、自己信頼感もあるんです。

 

 

 

でも、自己重要感が低く何かができていたらOKの人は
失敗すると、もう俺はダメだ~死んだほうがいい。と
這い上がる力すらないのです。

 

 

ありのままの自分を受けいれていくこと
これが、自己重要感を高めていくことになるのです。

 

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リトリーブサイコセラピーは過去の親子関係を取り扱いますが
未来クライアントさんがどう生きたいか?と未来に向ける心理セラピーです。

 

 

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