こんにちは。
東京・北陸金沢でリトリーブサイコセラピーという
心理療法で心に安心感を育てるセラピーをしています
垣内満寿美です。
先週は、大阪でのお仕事の為大阪に行っておりましたが、
ナント!中国の春節と重なるではないか!!!
新型コロナウイルスが、武漢市中に充満していて
日本でも感染者し発熱した中国人が病院へ入院。
死者もどんどん増えているこの状態で、
中国人が春節で1番行きたい場所NO1の大阪へ・・・
社長とマスクと除菌ジェルを持ち、厳重体勢で移動しました。
今のところ、日本人の感染者は出ていないそうなのですが・・
インフルエンザも流行っている時期なので、みなさん
マスク・手洗い・消毒気をつけましょうね。
垣内は、できるだけ電車に乗らないようにしていますよー
(;´Д`)
けど、明日は映画catsを見たいので・・・
電車に乗らざる負えないなぁ。。
良い子は罪悪感が強い
今日は「罪悪感」についてのお話です。
この罪悪感とは?→ 罪を犯した。悪いことをした気持ち。
悪いことをした時に、悪いな。と思うことはありますよね!
でも、本当に悪いことをしていないのに罪悪感を抱いてしまう人もいます。
それは、幼少期からずっと罪悪感を植え付けられてきた人です。
さて、今日はA子さんのお話を元にこの罪悪感について考えていきましょう!
彼女は医者の父親と専業主婦の母親との間に待望の一人娘として産まれました。
優しい母親、家族思いの父親。
何不自由なく育ててもらったと思っていたA子さん。
そんなA子さん。中学生になろうとした時に中学受験を勧められました。
A子さんは地元のお友達と同じ中学に上がるつもりで、受験なんて考えていませんでした。
「私はみんなと同じ中学にいきたいの!」と言ったとたん、母親は鬼の形相で
「何を言っているの! あなたのお父さんは医者なのよ。うちの親戚はみんな医者。
あなたが医者にならないと私が親戚から恥をかくのよ。」と大声で怒鳴りながら、泣く。
A子さんはビックリしたものの・・・・
お母さんの泣く姿を見て、「私が悪いんだ。言うことを聞けない私が悪い」と
罪悪感を持つようになってしまいました。
医師になるのは、相当の勉強が必要です。A子さんはお友達と遊ぶ時間よりも
塾に通い毎日・毎日何十時間も勉強する。
そして、決まってお母さんは「あなたの将来の為なのよ」と言い続ける。
時々、泣きたくなるような気持と、かごの中の鳥のように自分の自由はないんだなと
半ばあきらめの気持ちだったそうです。
そして、晴れて医学部を卒業し医師になったA子さん。
ですが、医者の仕事は向いていないと日々思う毎日。
親がお金を出してくれた。ここまでしてもらった。という罪悪感に苛まれどうしていいかわからない。
やりたくない仕事、でも辞められない。自分が弱い人間なのかもしれないと自分を責め続け
自分の気持ちを吐き出すこともできずに、毎日毎日仕事に行っていたある日・・・
ブレーカーがダウンしたように、身体が動かなくなってしまい涙が止まらない。
苦しくて、気力が湧かない・・・・ そんなA子さんの症状の診断は「うつ病」
A子さんの心は疲れ果てていたのです。
「親の期待に応え続けてきたよい子」の典型的なパターンの1つなんです。
反抗していたつもりでしたが、最終的には親の言う事を聞き続けてきたよい子だったので
あるきっかけで「うつ病」になりました。
A子さんのように、突然涙が止まらなくなり身体が動かなくなりました。
そう・・
自分で自分を責めていませんか?
誰からも責められていないのに、自分のことを責めていませんか?
自分を責め続ける
自分の中で、罪悪感と共にこんな言葉がリフレインしていませんか?
・お母さんにとってはあなたが全てなのよ
・どうしてわたしがこんな目にあわないといけないの
・誰が、お金をだしてやっていると思っているんだ
・そんなことをさせる為に育ててきたんじゃない
・あなたのために人生犠牲にしてきたのに
親が被害者になることで、あなたは加害者にいつの間にかなっている。
親を傷つけたわけでもなく、暴力を振るったわけでもなく。
ただ、ただ普通に自分の思うようにしただけ。
ただ、ただ普通に自分の言いたい事を言っただけ。
それで、親からこんな風に言われると子供は自分の行動や発言
全てにおいて罪悪感を感じてしまいます。
自分はダメなんだ。という前提を持ってしまうんです。
親を裏切るような自分、親の言う通りにできない自分は否定されたり
怒られたりするわけです。
自分に自信も持てず、仮に親の期待通りに何かを成し遂げたとしても
自分がやりたくないことだとしたら、嬉しくもないでしょうしね。
親の期待通りに何かをしても、満足感や充実感も得られず
そして、決まり文句は「あなたのためを思ってこうするのが一番いいの」
心が、疲れてしまって当然です。
それの、ずーっと大人になってもその感覚だけが残っていませんか?
目の前の人は、親じゃないのに・・・・
・ミスはできない
・間違えたらいけない
・意識はいつも他人の目・他人の行動・言動
・自分の好きな物がわからない
・自分そのものが何者かわからない
・苦しいけどやめるのも怖い
できないと自分はダメだと感じちゃうから、必死にまたがんばる。
それを繰り返し続けると、本当に心がダウンします。
わかる気がします。
自信もつかないまま。
そして、誰かの期待に応え続ける人生になるんです。
本当、この生き方相当辛いと思うんです。
罪悪感が引き起こす、様々な問題
さて、最初の方でお話したA子さんのお話を覚えていますか??
「子供を攻撃せずにいられない親」 片田珠美先生
この著書にA子さんの様に、親の期待に応え続けて苦しんできた人の
お話がたくさん書いてあります。
そして、期待に応え続けているにも関わらず、親から言葉の攻撃を
受け続けている人が多いのです。
それが、罪悪感をもつ原因になっていると思います。
言葉の攻撃も精神的なダメージが大きいです。
それは、心をえぐられるから。
先程から書いているように、罪悪感を掻き立てられるからです。
親は子供の罪悪感を刺激することで、自分の思う通りに動いてほしい。
そこには、親の自己重要感の低さが隠れていることがあります。
自分のコンプレックスを子供に埋めてもらいたい。又は、自分は弱くて何もできないから助けるべきだと
ここで、親の自己重要感の問題も出てくるんです。
自分の価値や重要性を子供に満たしてもらおうとする。
親が子供に満たしてもらうということは、親子の役割逆転にも発展していきます。
気持ちを受け止めてくれるはずの親の気持ちを受け止め、親のコンプレックスを埋めてあげ、
親の自己重要感を上げる為に犠牲になってしまう。
この親子役割逆転は、いい子で期待に応え続けてきた人にも当てはまるのです。
そして、自分の意見や意志を伝えようとすると加害者扱いにされてしまう。
子供はどうしていいかわからず、苦しみながら親の支配を受けいれるしか生きる術がない。
これは、とても悲しいことであり、必要のない罪悪感に苛まれながら生きていく事になるのです。
どんな親でも、心の底で子供は親を愛しているからです。
罪悪感って、簡単に消えないんです。
こうやって問題が複雑に絡んでいることが多いからです。
カズ姐さんが親子の役割逆転・罪悪感について詳しくお話しているので
このブログを踏まえて、YouTubeをぜひみてみてくださいね!
親子の役割逆転はどうしてダメなの?
カズ姐さんの最新YouTubeがUPされました!!!
いよいよ2月から東京
【東京】リトリーブ基礎コーススタートします!
残席3となりました!
学びながら、心の問題を解決してきます。
人間関係・家族問題・パートナーシップ
様々な悩みに対応しております。
3月からは大阪でも基礎コースがスタートします。
【大阪】リトリーブサイコセラピー基礎コース
受講生の感想はコチラからぜひ!どうぞ ↑ ↑ ↑
リトリーブサイコセラピーは自分を取り戻すセラピーです。
大切な命の連鎖を、辛い・苦しい連鎖を終えることは
自分が自分を取り戻して、自分を生きること。
リトリーブサイコセラピーは過去の親子関係を取り扱いますが
未来クライアントさんがどう生きたいか?と未来に向ける心理セラピーです。
わたくし、垣内も東京を中心にセラピーを行っております。
地元の金沢でもセラピーを行っておりますので、北陸の方も
お気軽にお問合せ下さいね (^-^)
心理セッションの受付も随時行っております!