東京・北陸金沢でリトリーブサイコセラピーという
心理療法で心に安心感を育てるセラピーをしています
垣内満寿美です。
こんにちは。
今年もいよいよ残り2週間となりましたね。
は・・・・はやい。
今年は、腫瘍が発覚して手術したり・・・
とにかく、よくわからないまま毎日が過ぎていきました。
そして、もう12月。
毎年、来年こそは!来年こそは!と意気込んでみるものの
毎年同じような生活をしています。 とほほ・・・・・
毎日の生活ってルーティンみたいなもので、業務的になりがち。
そうなると、それに慣れてしまう。
いやいや、そういう生活を望んでいるのではない。と
自問自答しながら、いつも自分に問いかけています。
丁寧に暮らす。
私が、1番したいことです。
何かに追われるように生活して、毎日をこなすのではなく
丁寧に暮らす。
難しいようですが、意識して来年は頑張りたいと思います。
引きこもりついて
さて、本日のタイトルは
「引きこもりの子は選ばせてはもらえてない」というお話です。
セラピストを始めてから、引きこもりのお子さんを持つ
お母さんの相談がたくさんあるな・・と思いました。
私の周りで、引きこもり問題を抱えている人は
身近にいなかったこと。
自分が学生時代を思い出しても、学年に一人か二人くらいだったような。
記憶をしているので、セラピストを始めてとても多いんだな・・と感じました。
この引きこもりの問題は、小学生・・中学生の学生さんから
社会人・・と年齢も様々です。
今日は、この漫画について書いてみたいと思います。
「子供を殺してください。」という親たち
こちら、SNSで話題となったそうです。
そしてうちの社長もこちらに関してのブログ記事を書いております。
この漫画は全10巻まで発売されていて、様々な家庭での
子供の問題をテーマにしています。
確かに、子供の問題がテーマなのですが・・・・
私は、子供というより親の行動、言動、対応が気になって仕方ありませんでした。
うちの社長が書いているように、引きこもりには必ず利得があります。
引きこもりの人は、外の世界が怖い。ということ
外では怖いけど、家の中では暴れていたり自分勝手にしている印象です。
引きこもりで、家族団欒はこの漫画では描かれていませんし、むしろ
引きこもりの子供が孤立しています。
親が子供を腫れ物に触るような状態とも言えますね。
だから、何とかしてほしい。自分たちはもう手に負えない。という感じで
押川さんの事務所に駆け込む親御さんが出てきます。
この漫画で共通している点は、親の価値観に沿って頑張ってきた人が
引きこもりになるケースが多いように感じました。
・親から言われた通りにしか選べない
・親の価値観を埋めるように優秀でいる
・親に迷惑をかけないようにしている
・自慢の子供にならないといけない
・世間に恥ずかしいと思われないようにしないといけない
常に、親に・・親に・・と子供は背中に親を背負っているんです。
学校で、1番を取っていたとしても
社会に出れば、いろいろな人がいて自分よりも優秀な人がたくさんいる
学校では怒られたこともない、親にも怒られたことがないのに
社会にでると会社でミスをして怒られる
学校では必要なかったコミュニケーションが
社会に出たら、コミュニケーションが取れない。という問題が生じる
こうやって、今までとはガラっと環境が変わったときに
適応できていれば問題はないのですが、適応できなかった時に
自分に自信がなくなり、人との関りが怖くなり1番安心できる環境に引きこもる。
そうやって、自分が傷つかないように守っている。
そして、自分がこうなったのは親のせいだ!というパターンが
この本ではほとんどです。
なぜか?
・親から言われた通りにしか選べない
これってかなり本人の人生すべてに大きく影響していると思います。
そう、自分で選べない。
自分で選べないって、ものすごくストレスなんですよ。知っていますか?
選べないと最初からわかっていたなら、もう諦めますよね。
特に子供は諦めます。
そうしないと、親から罵倒や否定・・暴力や無視などと
自分の存在を脅かされるようなことの方が耐えられないからです。
そして、親の支配を受け入れ脳を止めて親の言うとおりに生きる。
ある意味、何かあっても「親がそう言ったから」と責任を取らなくてもいい。ということも
あると思います。
そういう意味では、幼少期から自分の人生を放棄しているのかもしれません。
だから、引きこもったところで自分はもう人生なんてどうでもいい・・という
投げやりな気持ちもあるように感じました。
引きこもりって本人だけの問題ではないと思います。
お父さん・お母さん
・自分の子供が、自分で自由に選んことに許可出ていますか?
・それでも失敗して、恥ずかしい思いを本人がしたとしても
応援したいと思いますか?
・周りから、世間から外れた価値観を持っている子を
受け入れることができる感覚がありますか?
・そして、信頼していますか?
ここで、ザワザワする方は自分の中に何か反応があるのかもしれません。
そう、その反応こそが自分を縛り・子供を縛る原因が隠れているかもしれませんね。
わたし、最近本当に思うんですけどね
自分で選べないって、本当に無力になるんですよ。
しかも、自分のことならなおさらです。
自分の事を自分で選べずに、周りから自分の事を決められる。
自分の事を自分で選んで決めるから
責任を持つことを学ぶ、自分で物事を考えられるようになる。
行動する大切さもわかる。
学校で1番取るより大事なことだと思いました。
今日はいろいろ感じたことを呟いてみました。
ありがとうございました。
大変申し訳ありません。
1月の個人セッションは継続の方で満席となりました。
また2月の募集は来年1月より開始いたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
リトリーブサイコセラピーは自分を取り戻すセラピーです。
大切な命の連鎖を、辛い・苦しい連鎖を終えることは
自分が自分を取り戻して、自分を生きること。
リトリーブサイコセラピーは過去の親子関係を取り扱いますが
未来クライアントさんがどう生きたいか?と未来に向ける心理セラピーです。
わたくし、垣内も東京を中心にセラピーを行っております。
地元の金沢でもセラピーを行っておりますので、北陸の方も
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