東京・北陸金沢でリトリーブサイコセラピーという
心理療法で心に安心感を育てるセラピーをしています
垣内満寿美です。
5月は満席となりました!

こちらのHPはコラムとしてアメブロよりより深い内容を
お届けしたいと思っております。
最近は毎日アメブロにブログを投稿しておりますので
ぜひそちらもご覧くださいね!

こんにちは。
みなさまご無沙汰しております!
HPのリニューアル・改装工事があった為、こちらのコラムがずいぶんとご無沙汰になっておりました。。。
新しいHP見て頂けましたか?実は、去年の9月からいろいろ試行錯誤して業者さんとの打ち合わせを重ねてきまして
やっと完成しました。
特にトラウマやパニックについて特化してセラピーを行っていますので、HPの内容もそちらを集中的に根詰めて(笑)
お届けしております。
トラウマとPTSDの違い
4月30日(日) 垣内満寿美1DAYセミナー第二弾!
「愛着とトラウマの関係性」について1日たっぷりとお届けさせていただきました!
① トラウマ・PTSDとは
② トラウマ回復に必要なもの
③ 心の傷をどう扱うのか?なぜセラピーで扱うのか?
④ 自分が大切にしたいもの
⑤ オープンセッション
こちらの流れで1日トラウマ・PTSDを脳の仕組みを交えて皆さんの質問のお答えしながらお話を進めていきました。
まずトラウマは、自分では対処できないほどの圧倒されるような経験によってもたらされる心の傷のことです。
トラウマとなる体験にとって、様々な心身の反応が起こります。
地震・津波・虐待・暴力などもありますが、私はそれにプラスして否定やネグレクトも含まれていると思っています。
そしてPTSDですが、これはトラウマ体験をした後から始まる日常生活に支障をきたす強く不快な反応です。
身体の震え・倦怠感・自己破壊衝動・フラッシュバック・過覚醒などがあります。
これ脳の中で何が起こっているのか?どうして頭で理解できていても抑制できないのか?
感情に触れると人の心と体はどうなっていくのか?
頭・心・体 これがチグハグな状態を統合していく作業をセラピーで行っているんです。
みなさん脳の仕組みについて、すごく興味津々でお話しを聞いてくれました!!!ここが理解できると自分の身体で起こっていることが腑に落ちた!とお話ししてくれた参加者の方もいらっしゃいました。

これから大切にしたいもの
午前中は2時間半しかない中で・・汗 早口になりましたがみなさんの質問を交えながら、疑問点を残さずに腑にとしてもらう感覚を大事にしながら講義を進めていきました。
そして、最後に私はみなさんにある質問をしました。
「自分が大事にしたいものは何ですか?」この質問です。このブログを読んでいる人もぜひ、自分に問いかけてみてください。
人は必ず無意識化でこの「大事にしたいもの」を守るために行動しているように感じています。そして、それが幼少期はだいたい「親」なんです。それは親を通して自分を認識していくので親がいなければ「生きていけない」「自分が存在しているかわからない」そんな感覚になっていきます。
そして反抗期を通して「自分を確立」していくのですが、この反抗期がないと自分を確立できないので、まだ親を通してではないと「自分を感じられない」ということが無意識で起こっていきます。
そうそう。反抗期はトラウマ返し!という作業なんです。という話も余談でさせて頂いたのですが、反抗期がなかった。という人も多かったですし、私のように反抗しまくったけど、最後は親の言うことを飲み込んできた。そういうパターンの人も多かったです。
大人になった今。「親」と「自分」は別々の人間だと認識をしていく上で、改めて「自分が大切にしたいもの」を自分で振り返ってもらうことで、今後のみなさんの人生の指針になっていただけたらな。。と思いました。

オープンセッション
今回のセミナーのメインは「オープンセッション」です!
今回勇気を出して、皆さんの前でセッションを受けてくださった方には本当に感謝です。涙
今回のセッションの主訴は「自分の気持ちにフォーカスしようとすると止まってしまう」というような主訴でした。
どんな時にどんな気持ちにフォーカスしていくのか?と聞いていくと、どんどん身体が震え涙が止まらなくなりPTSDの症状が出てきました。そして、まずPTSDの対応をセラピーの中で取り扱いあたらめて「現実問題で困っていること」について掘り下げていくと
「自分の中にある悲しみや母親を求めたいけど、求めるともっと孤独になる」恐怖が出てきました。
このクライアントさんはネグレクトを受けてきた方で、お母さんに見てもらえない悲しみと孤独感を抱えながらも、お母さんを求めるともっとお母さんが離れていくので、自分の気持ちを押し殺して我慢していたんですね。
だから、自分の気持ちに意識を向けると「悲しみと絶望」が湧き上がってきていたのでした。
セッションを見ている方も、一緒に泣いている方がたくさんいました。子供は純粋に親を求めて、親と繋がりたい。その気持ちがクライアントさんからひしひし伝わってきていたと思います。
最後に皆さんでオープンセッションの気づきや感想をシェアして頂いたのですが、共感してもらう。受け止めてもらう。気持ちをわかってもらう。という経験は人がいないとできませんね。
この1日という短い時間ですが、似たような悩みを抱えているみなさんの言葉は本当に暖かく、最後は私自身もとても暖かい気持ちでセミナーが終了しました。

これも、参加してくださいましたみなさんの温かい気持ちのお陰です。皆さんと一緒に作り上げたセミナーだったなぁと振り返ってともて嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいでした。ご参加いただきました皆様本当にありがとうございました。
次回は夏ごろに「体感型ワークショップ」を考えております。参加されている皆さんと一緒に「体感」することの大切さをお伝えできるような内容にできたらいいなと思っております。
そして、この愛着のセミナーは大阪・福岡あたりでも開催できたらいいなと思っております。涙 ぜひご希望がありましたらコメント欄にお知らせ頂けると嬉しいです!
参加者の方の感想
40代女性
脳の仕組みからどうやって、トラウマが起こるのか知ることができました。自分も親に反抗してきたつもりでしたが、親を変えようと思って行動してきたのかもしれない。と思いました。そして、家族関係や幼少期のことが今の関係にも影響しているんだなぁと思いました。 今日はありがとうございました。
50代女性
感情を抑えていた理由が明確になりました。講座でお話ししていた未完了を完了する。リトリーブのセッションを見て、とても理論的だと思いました。すごく学びが多かったです。ありがとうございました。
30代女性
脳と心と体が人生生きていく中で、どう反応してトラウマとなり、PTSDになるのか。1日でマルっとわかる1DAYでした。
自分の中にある、自分に意識を向け自分の人生をより良くするためには向き合えるか。なんだな・・と心から思いました。
40代女性
セッションをみて、まだ自分の中に母親に無視された悲しみや母親を求める気持ちに気づきました。それを抑え込むのではなく、認めていこうと思いました。とてもわかりやすい講義とセッションありがとうございました。
30代女性
トラウマ・PTSDについてとても分かりやすかったです。自己理解も深まりました。何度も質問に答えて頂きありがとうございました。セッションを受けさせていただき、皆さんの温かさも凄く感じました。本当にありがとうございました。
50代女性
脳の仕組みも説明もなるほど!と思いしっくり感じましたし、セッションを客観的に見させていただいて、本当に気づきが多く為になりました。皆さんと気持ちを共有することもとてもいいなと思いました。本当にありがとうございました。
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リトリーブサイコセラピーは自分を取り戻すセラピーです。
大切な命の連鎖を、辛い・苦しい連鎖を終えることは
自分が自分を取り戻して、自分を生きること。
リトリーブサイコセラピーは過去の親子関係を取り扱いますが
未来クライアントさんがどう生きたいか?と未来に向ける心理セラピーです。
わたくし、垣内も東京を中心にセラピーを行っております。
地元の金沢でもセラピーを行っておりますので、北陸の方も
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ぜひ、心理セラピーや講座をご利用くださいね(^-^)